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流廃寺跡の鉄剣

金銀象嵌鉄剣-きんぎんぞうがんてっけん-

 13号平場から出土した鉄剣は、刀身に金や銀を埋め込む象嵌技法によって炎状の文様と文字によって仏を表す梵字(ぼんじ)を交互に配置しています。剣の梵字は、「胎蔵界五仏(たいどうかいごぶつ)」という密教における重要な仏を表しています。剣の厚みは薄く(元幅2.9cm、先幅3.5cm)、長さも短いため(全長43.4cm、刃長41.9cm)、実用の剣ではなく不動明王像が所持した、あるいは僧や修験者が儀式の時に使用した剣と考えられます。

 明治時代に出土したとされる銅製三鈷杵(どうせいさんこしょ)とともに、流廃寺が密教的な性格を有していたことを示す遺物として注目されています。鉄剣は、文様の表現技法として古墳時代からの系譜に位置づけられています。さらに、技法・図像表現を見ると、古代から中世の中間的表現で、天台密教の教義の影響があると指摘されています。(県指定重要文化財)

『鉄剣』の画像

↑流廃寺跡出土金銀象嵌鉄剣

『鉄剣出土』の画像 

↑出土時の金銀象嵌鉄剣

『流廃寺跡軒丸瓦』の画像

       ↑出土軒丸瓦

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