町民の皆さまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびの町長選挙におきまして、町民の皆さまからの心温まるご支援とご厚情を賜り、引き続き、3期目となる棚倉町長としての重責を担わせていただくことになりました。
これまでの8年間を振り返ると、東日本大震災からの復興をはじめ、直面する様々な課題に向き合い、あっという間に過ぎたという思いであります。
今回、無投票当選の重みと、皆さまから寄せられました期待と信頼にお応えすべく、「住民が主役のまちづくり」「安心で優しいまちづくり」「誇りと愛着のもてるまちづくり」の実現に向けて、誠心誠意全力を尽くしてまいる所存でございます。
特に今期のチャレンジとして大きく4点挙げました。
1つ目は、既存産業の育成や起業支援、デジタル化推進、女性が活躍、輝ける雇用環境整備、家庭生活安定支援などの「働きやすい環境のあるまちづくり」であります。
2つ目は、歴史的風致の維持向上のための事業など歴史、文化を活用した交流人口、関係人口の拡大、人材育成や定住促進のための住環境の整備活用による「人を引き付ける魅力あふれるまちづくり」であります。
3つ目は、出会いから結婚への支援、棚倉版※ネウボラの推進、子育て世代包括支援センターの充実、キャリア教育推進、スクールバス運行事業による「安心して子どもを産み、育てられるまちづくり」であります。※母親の妊娠期から子どもの小学校入学まで、担当の保健師が子育てに関するあらゆる相談にワンストップで応じる仕組みです。
4つ目は、自主防災組織の推進、修道館大楽、棚倉スポーツクラブといった生涯学習の充実、健康アンバサダーの推進、棚倉町環境基本計画の推進による、「心豊かな暮らしのあるまちづくり」であります。
しかし、今、最重要課題として取り組むのは、新型コロナウイルス感染症対策であります。国の交付金も活用しながら、町民の皆さまの不安払拭と地域医療や地域経済への支援策を実施して参ります。
今期、「健幸なまちづくり」をスローガンとしました。心身の健康だけではなく、生きがいや希望を持ち、安心、安全に幸せに生活ができる地域づくりの実現のために、この棚倉町で、共に生きる皆さまが、「学びがい」や「働きがい」、「暮らしがい」のある町だと感じていただけるようにするために、今まで以上に全身全霊で取り組み、皆さんと一緒に「チームたなぐら」で、これからの棚倉町を作って行きたいと思いますので、一層のご支援とご協力をお願いいたします。
最後になりますが、町民の皆さまのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
棚倉町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。