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公共下水道へ接続しましょう

－まだ接続していない皆様へ－

 

棚倉町役場　上下水道課

 

  下水道は豊かな自然を守り、快適な環境を確保するために必要不可欠な設備です。それ故に整備・維持管理において多額の費用が投資されていますが、皆様に利用されなければ全く価値のないものとなり、地域の生活環境は改善されません。

  下水道を利用できる地域にお住まいの方で、下水道に接続していない方（汲取り便槽や浄化槽を使用されている方）は、一日も早く下水道への接続をお願いします。

 

接続した方には3万円の補助金を交付します
さらに、棚倉町水道工事事業者組合からも2万円分の商品券が交付されます

　詳細については、上下水道課または町内事業者にお問い合わせください。

 

公共下水道とは

　地域の生活環境の向上及び公共用水域の水質保全などを目的として、各家庭のトイレ・台所・お風呂などから出た汚水を処理場（棚倉町浄化センター）に集め、きれいにして川へ戻す設備です。棚倉町では平成3年度から事業に着手し、平成9年度より運用が始まり、平成25年度まで整備が行われました。

　なお、下水道が整備された区域に住んでいる場合、法令により利用可能となった日から3年以内に下水道に接続していただく義務があります。

 

公共下水道を利用できる地域

棚倉地区、流地区の一部

※上記の地区にお住まいであっても、公共下水道に接続できない場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。

 

公共下水道に接続した場合のメリット

・トイレが水洗化され生活が快適になります。

・悪臭がなくなります。

・側溝がきれいになり、ハエや蚊などの害虫が減ります。

・水路などへの汚水の流入がなくなり、地域の環境衛生が向上します。

・便槽の溜まり具合や汲取りを気にする必要がなくなります。

・浄化槽が不要になるため、浄化槽の維持管理の費用や手間がなくなります。

 

汲取り便槽や単独浄化槽の問題点

・側溝に汚物や汚水が溜まることで悪臭や害虫が発生し、健康被害や近隣トラブルにつながるおそれがあります。

・河川の水質が悪化し、地域の自然環境が破壊されてしまいます。

 

※単独浄化槽とは・・・トイレの排水しか浄化しない浄化槽のことです。合併浄化槽と違って台所や風呂場などの生活雑排水は浄化できません。現在では浄化槽といえば合併浄化槽のことを指すため、「単独浄化槽」「みなし浄化槽」などと呼ばれます。

 

公共下水道受益者負担金

　公共下水に接続した場合、排水設備の維持管理のための負担金を負担していただきます。金額の算出方法は以下のとおりです。なお、接続する前に既に負担金を納付している場合においては、基本的に負担金が新たに発生することはありません。

 

所有している宅地の総面積（m2）×500円

 

※負担金は基本的に5年間の20回払いとなりますが、一括で納付する場合、報奨金が適用されるためその分金額が安くなります。

※一定の条件を満たしている場合においては、減免や徴収猶予といった制度の適用を受けることができます。

 

下水道使用料

　下水道を使用開始すると、排出された汚水の量に応じた使用料金を納めていただくことになります。汚水量及び使用料金の算出方法は以下のとおりです。なお、使用料は水道使用料と合わせて請求します。

 

○汚水量の算定方法

使用形態	汚水量の認定の仕方	1ヶ月当りの算定例
(1)水道水のみ使用	水道メーターにより算定	水道を使用した水量と同じ
(2)井戸水のみ使用	1世帯1月につき1人まで10㎥　2人目から1人1月につき5㎥	3人家族⇒10㎥＋（5㎥×2人）＝20㎥
(3)水道水と井戸水を併用	(2)と同様。ただし水道を使用した水量が(2)の算定量を上回る場合は水道メーターにより算定。	3人家族⇒20㎥ 水道使用量　27㎥ 20㎥＜27㎥よって汚水量は27㎥
(4)その他	申告に基づき使用実態を調査	認定に必要な測定装置を設置してもらう場合有り

 

○使用料金の算定方法

　汚水量が20㎥までは基本料金のみの請求となりますが、21㎥からは以下の表のとおり1㎥あたりの超過料金が基本料金に加算されます。

基本料金 （20㎥まで）	超過料金（1㎥につき）
	21㎥から40㎥まで	41㎥から100㎥まで	101㎥から200㎥まで	201㎥以上
2,772．0円	149．60円	162．80円	173．80円	184．80円

 

接続工事を依頼する工事店についての注意

　接続工事は棚倉町長の指定を受けた工事店でなければ行えないことになっていますので、工事を依頼する業者の選定にはご注意ください。

 

※下記リンクより棚倉町の指定工事店について確認及び一覧表のダウンロードができます。

 

 

• 2020年8月7日
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