9月・10月は台風が発生しやすい時期であり、土砂災害や洪水の発生するおそれが高まります。
自分の命は 自分で守る「自助」の考えに立って、事前に災害に備えましょう。
なお今年は、新型コロナウイルス感染症対策として、災害時に避難所を開設する際には感染予防が必要になっています。
町では、災害時に開設する避難所について感染症対策をとりますが、町民の皆様にも、災害が起きた時にどのような避難行動・感染症対策をとればよいかをご確認いただきますようお願いいたします。
また、災害時に被害を減らすためには、隣近所(地域)で助け合う「共助」が大変重要になります。自分や家族の安全を確認したうえで、隣近所で生活している一人暮らしの高齢者などへの声掛けや避難支援などについても、ご協力をお願いいたします。
「棚倉町防災マップ」で、ご自宅周辺に土砂災害の危険がないか、洪水災害の危険がないかなど、もう一度確認しておきましょう。
※ 「棚倉町防災マップ」は、役場住民課で配布しています。
自宅周辺に危険箇所がない場合や自宅が頑丈であるなど、家屋倒壊の心配がない場合は、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを避けるためにも自宅にとどまることも考えましょう。
県のホームページからも、危険箇所を確認できます。
福島県土砂災害警戒区域等の指定箇所(新しいウィンドウが開きます)
テレビやラジオ、防災無線、気象情報を情報収集できるウェブサイト(気象庁防災情報(新しいウィンドウが開きます)、Yahoo!防災アプリなど)、緊急速報メールなどで各地域の気象情報や土砂災害警戒情報、洪水警報などの情報を収集しましょう。
県のホームページからも、雨量情報等を確認できます。
福島県河川流域総合情報システム(新しいウィンドウが開きます)
福島県土砂災害情報システム(新しいウィンドウが開きます)
防災無線については、棚倉町防災行政デジタル無線についてをご覧ください。
テレビやラジオ、防災無線、緊急速報メールなどで、各地域での5段階の「警戒レベル」による避難情報を確認しましょう。
警戒レベル1・2の判断基準となる早期注意情報・注意報は、気象庁が発表します。警戒レベル3~5の避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)、災害発生情報は町が発令します。
警戒レベル |
私たちがとるべき行動 |
行動を促す情報 |
警戒レベル5 【命を守る最善の行動】 |
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緊急安全確保 (町が発令) |
警戒レベル4 【対象地区の全員が避難】 |
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避難指示 (町が発令) |
警戒レベル3 【高齢者などは避難】 |
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高齢者等避難開始 (町が発令) |
警戒レベル2 |
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大雨注意報や洪水注意報 (気象庁が発表) |
警戒レベル1 |
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早期注意情報 (気象庁が発表) |
各種の情報は、警戒レベル1〜5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。
「警戒レベル」について詳しくは、内閣府ホームページ(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
「避難」については、県で作成した「ふくしまマイ避難ノート」(新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。
自宅周辺に「土砂災害警戒区域」がある、あるいは「洪水の浸水想定区域」があり、自宅にとどまることが危険な場合などは、早めに安全な場所へ避難しましょう。
避難先として、安全な場所にある親せきや知人宅へ避難させてもらうのも選択肢のひとつです。前もって相談しておきましょう。
親せきや知人宅へ避難するのが難しい場合は、町が開設する避難所へ避難していただきますが、避難所に、どの道順で行くかなど、事前に確認をしておきましょう。
大雨・台風時に避難先として町が避難所を開設する場合には、防災無線等でご連絡いたします。
なお町内の避難所については、避難場所・避難所についてをご覧ください。
<非常持出品(例)>
携帯ラジオ、救急医療品(常備薬・持病薬等)、貴重品(現金、印鑑、通帳、免許証等)、感染予防品(マスク、体温計、スリッパ)、懐中電灯、非常食品(飲料水、火を通さないで食べられるもの等)その他(上着、タオル、カッパ等)
※ 「棚倉町防災マップ」9ページをご覧ください。
既に周辺で災害が発生している場合や夜間の場合など、屋外への避難が危険なときは、「自宅2階以上の山の反対側の部屋」や「近くの堅固な建物の上階へ避難」(垂直避難)してください。
町では、避難所での感染防止対策として、ソーシャルディスタンスの取組みや受付時の検温・問診、定期的な換気などを行いますが、避難所に避難される方につきましては、次の点についてご協力をお願いします。
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