「国指定史跡 棚倉城跡整備基本計画」は、令和3年3月に策定した「国指定史跡 棚倉城跡保存活用計画」に基づき、貴重な歴史遺産である史跡棚倉城跡を適切に保存・管理し、それを確実に継承していくことを目的として、各種整備や活用のあり方を示すために策定したものです。
令和5年度から最初の6年間を短期整備計画として位置付け、優先的に行う必要のある整備を実施することとしています。この中では、その価値を確実に保護した上で、近代以降の市街地化によって現在、まちの景色の中に埋もれている城本来の姿を明らかにする整備をおこない、来訪者が往時の城の景観を体感し、史跡という場で楽しみながら学べる環境をととのえます。さらに、城の魅力を資産として観光振興や地域活性化に繋げることを目指します。その後、5～10年間を中期整備計画、それ以降を長期整備計画とし、整備を行っていきます。
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