福島県の森林は県土の約7割を占め、良質な水や清涼な空気など、さまざまな自然の恵みをもたらします。この豊かな森林を県民共有の財産として守り育てていくため、福島県では平成18年度より森林環境税を導入し、森林所有者や林業の枠組みを超えた「県民一人一人が参画する新たな森林(もり)づくり」に取り組んでいます。
棚倉町では、この森林環境税を財源とする森林環境交付金を活用し、森林づくりへの県民参画や森林環境学習の推進をめざし、さまざまな事業を実施しています。
町内で開催されるイベントにて、県産材を使用して椅子や小物を製作する木工体験コーナーを設置し、森林づくりや環境保護への関心を高め県民参画を推進しています。
町内の森林を、地図や地形の情報とともに管理するシステムを導入し、間伐などの計画策定に役立て森林の適正管理を推進しています。
小学生などを対象に、専門家を招いての自然散策や木工体験をとおして、子どもたちの創造力や自然を大切にする心を育みます。
古墳や寺社などの遺跡周辺で下刈等を実施し、遺跡の保全と散策に適した森林整備を実施することで、地域の歴史・文化の承継および森林との共生を推進しています。
学校、幼稚園などの公共施設の木造・木質化等の整備に交付金を活用し、県産材の利活用を推進しています。令和5年度からの棚倉町文化センター改修工事においては、木造部分の県産材に森林環境交付金を活用しています。
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