【ご注意ください】麻しん(はしか)の国内外での感染報告が増加しています。

(出典:厚生労働省「麻しんの現状と対策について(自治体向け説明会)」より抜粋)
国内外における麻しん(はしか)の報告数が増加しています。
国内においては、2026年は2020年以降、最多の報告数が確認されています。
海外に渡航した際に感染したと推定される方に加え、海外渡航歴のない方の感染事例も報告されておりますので、海外渡航後の感染だけでなく、国内での感染にもご注意ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/001521591.pdf
〈麻しんの発生状況はこちらから〉
麻疹-発生動向 (国立健康危機管理研究所 国立感染症研究所のホームページ)
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。
症状
感染すると多くは10~12日後に発熱、咳、目の充血などの症状が出現します。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と赤い小さな発疹が出現します。また、肺炎や中耳炎、脳炎等を合併する可能性があり、重症化すると死亡することもあります。
予防について
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。
ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。
さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。
このような理由から、ワクチンを確実に2回接種することが非常に重要です。
棚倉町では以下の対象者について定期接種が実施されており、無料で受けることができますので、ぜひご検討ください。
【第1期】:1歳以上2歳未満
【第2期】:小学校入学前の1年間
また定期接種の対象者以外の方も、ご自身の予防接種が済んでいるかご確認ください。
定期接種の対象者以外の方が麻しん含有ワクチンの接種を行う場合は、任意接種となり、費用は全額自己負担となります。
海外へ行く予定のあるかた、帰国したかた
・渡航前に、渡航先でどのような感染症が流行しているか確認しましょう。
・渡航前にご自身の予防接種歴を確認しましょう。
・帰国後、2週間程度は健康状態に注意しましょう。
・帰国後に体調不良になった場合は、医療機関に海外渡航歴があることを伝えたうえで受診しましょう。
感染の疑いがあるときは
症状がある場合は、必ず事前に医療機関へ電話連絡し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。