基本理念
棚倉町は、八溝山を中心とする奥久慈の豊かで美しい自然の中にあり、私たちは四季を通じて住みやすい環境のもとで暮らしてまいりました。
しかしながら、地球温暖化の進行による気候変動や、その影響による気象災害の増加・激甚化、生物多様性の危機プラスチックごみ問題など、地球規模の問題に直面しており、豊かな生活環境を享受する者の責任として、世界規模で取り組む環境保全活動へ参加していかなければなりません。
町は、組織運営の基本として、パリ協定に基づく気温上昇抑制への取り組み、持続可能な開発目標として採択されたSDGsへの取り組みなど、改めて環境負荷への配慮を最優先課題とすることを確認し、職員自らが環境に配慮した積極的な行動を実践、継続し、良質な町民サービスの提供を目指します。
基本方針
1.環境に配慮した事務事業の推進
棚倉町が行う全ての事務・事業活動における環境負荷を的確に把握し、環境への負荷の低減に向け、次に掲げる事項に重点的に取り組みます。
(1)省資源、省エネルギ-の推進
(2)環境保全に関する施策の積極的推進
(3)環境負荷の少ない製品の積極的な購入・使用
(4)廃棄物の減量化・4Rの推進
(5)公共工事における環境負荷の低減
(6)再生可能エネルギーの導入推進
2.環境にやさしいまちづくりの推進
本町の貴重な財産である豊かな自然を次世代に引き継ぐため、棚倉町環境基本計画に基づき町民、事業者、行政が連携しながら、継続的な環境負荷の低減活動に取り組みます。
3.法規制等の順守及び汚染の予防
地球・温暖化対策の推進に関する法律をはじめとする環境関連法令及びその他の要求事項を遵守し、環境汚染の予防に努め、環境負荷の低減に取り組みます。
4.環境方針の公表
この環境方針を内外に公表するとともに、職員一人ひとりが率先して環境に配慮した行動を継続的に実践するよう、全職員に周知徹底します。
令和5年度監視測定実績を公表します。